謄写印刷器材店のPR誌から覗いた戦前・戦後史
初代会長は京成社の勝呂泰尚(先代)氏です。事務局は東京組合と同じ昭和謄写堂内に置かれ、竹内三二郎氏が初代事務局長に就任しました。 この年、『月報』はNo.62からNo.69まで8号が出ました。従来に比べると順技術的な記事は減り、その中でも、機械的・化学的手法の導入に話題が移っています。 また、タイプ孔版の登場を受けて、謄写印刷の将来性に関する話題が増え、
また、タイプ孔版の登場をいち早く評価した若山八十氏氏は、『日本孔版作品年鑑』(昭和堂発行)の収録作品を批評しつつ、実用性と芸術性の観点から長文の論考を発表しています(No.67〜69)。 |
第T部 戦前編 昭和8年〜12年 第U部 戦後編 昭和23年(1948) 昭和24年(1949) 昭和25年(1950) 昭和26年(1951) 昭和27年(1952) 昭和28年(1953) 昭和29年(1954) 昭和30年(1955) 昭和31年(1956) 昭和32年(1957) 昭和33年(1958) 昭和34年(1959) 昭和35年(1960) トップページ ショーワホームページ |
||||
■この年 1月、帝劇でシネラマ初公開。 5月、東京都砂川町で立川基地拡張反対の大会開開催、各地に基地反対運動広がる。 5月、国鉄宇高連絡船「紫雲丸」が沈没、死者168。 8月、全日本謄写印刷業連盟結成。 8月、第1回原水爆禁止世界大会が広島で開催。 8月、東京通信工業(現ソニー)がトランジスターラジオを発売。 11月、保守合同がなって自由民主党結成。 この年、神武景気はじまる(32年中頃まで) |