謄写印刷器材店のPR誌から覗いた戦前・戦後史
『月報』の看板ライターである草間京平氏は、 このころ都内を転々として所在不明でしたが、 竹内氏に見つけ出されて年末から執筆を再開しました。 大阪では、小泉与吉氏が月刊誌『謄写版』を創刊しました。月報の編集後記に、《同誌は全く自由研究の発表機関で、東京方面では何度か計画されて未だ果し得ないもの》とあります。 |
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■この年 2月、美濃部達吉の天皇機関説が問題となり、国論の右傾化進む 8月、永田軍務局長斬殺事件起こる 9月、第1回芥川賞・直木賞が決定(石川達三『蒼氓』、川口松太郎『鶴八鶴次郎』) |