堀井謄写堂

現・ホリイ。明治27年(1894)、謄写版の発明者堀井新治郎父子が創業、初め「謄写堂」と称す。同年勃発した日清戦争や10年後の日露戦争で需要を伸ばし、官公庁や民間、学校にも営業を展開して、全国に謄写版を広める。基本特許の切れた明治末期から後発メーカーが大量に参入、大正4年(1915)、「堀井謄写堂」に改める。

図は明治時代の店舗。正面に「謄写堂本店」の看板を掲げ、入口左側に「陸軍御用達」の小看板。入口右側のショーウィンドーには商品や印刷見本を飾っている。
「昭和堂月報」の時代
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