特色トナー機の最新動向@page2020

2020年2月5日〜7日の3日間、印刷メディアビジネスの総合イベントpage2020が開催されました(会場:東京・池袋 サンシャインコンベンションセンター)。今回も会場では様々な最新の印刷機材・資材が紹介されました。

例えば、FFGSは特色専用4色機(ブラック、ゴールド、シルバー、ホワイト)富士ゼロックス DocuPrint CP310stを展示しました。これは、昨年(2019年)12月に発売された新機種で、用紙はA4、印刷速度は28枚/分(A4縦)です。

DocuPrint CP310stはコート紙やフィルム用紙への印刷に対応していることから、POPなどの販促物やパッケージなどの企画制作に適しています。また、デスク上にも設置できるコンパクトなサイズ(幅420mm x 奥行466mm)も特徴として挙げられます。

FFGSブースには、富士ゼロックスの6色フルカラートナー機 Iridesse Production Press用のピンクトナーも参考出品されていました。ピンクを加えることで、商業印刷物やパッケージ、出版物などの表現力を高めることができます。なお、このトナーはpage期間中には発売時期未定とされていましたが、page終了後(2月27日)に今年3月13日から国内で発売されることが発表されました。

リコーは、5色トナー機Pro C7200Sシリーズシリーズ向けの特色用色見本帳「Special Color Guide」を紹介していました。これは北海道・札幌の印刷会社 正文舎と協同開発したもので、この見本帳を活用することで、特色を活かした小ロット・短納期の仕事にデジタル印刷機で対応できるようになります。

 

 

こうした特色トナー機を活用して印刷物の表現力を高め、コロナショックを乗り越えて持続的な成長を実現しましょう!
 

 
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
ブログへのリンク:Brighter Later Blog