デジタル加飾の最新動向@DGAS2004

デュプロの展示会「DGAS2024(Duplo Graphic Arts Show 2024)in 東日本」(会期:

2024年10月17日・18日、会場:デュプロ本社ショールーム(神奈川県相模原市))の会場には、様々なデジタル加飾機やそのサンプルも展示され、大きな注目を集めていました。

 

drupa2024会場のデュプロブースでも紹介された DDC-8000は、B2サイズ用紙対応のデジタルUVニス加工・デジタル箔押しができる加飾機です。解像度 600 x 600dpiのインクジェットヘッドでUVニスを吐出し、紙質によって最大80ミクロンの厚盛も可能。B2サイズでの処理速度は12枚/分(ニス加飾時)・6枚/分(箔加飾時)。drupaでは、B2サイズ用紙対応のダイカッター DSM-1000 などと組み合わせてデモが行われていました。

 

 

DGAS2024会場には、最大でB3サイズの用紙にデジタル加飾可能な DDC-810 も展示されていました。こちらはデジタルUVニス加工専用機で、DDC-8000と同様、UVニスを吐出するインクジェットヘッドの解像度は 600 x 600dpi、紙質によって最大80ミクロンの厚盛も可能となっています。また、最大処理速度は61枚/分(A4横)です。

 

会場には、たくさんのデジタル加飾されたサンプルも提案されていました。デュプロが作成したお酒・お菓子のラベルやパッケージ、アクセサリーのリーフレット、商品に付ける下げ札(タグ)などに加えて、デュプロ社のデジタル加飾機を導入しているペーパークラフトイトウ(静岡県浜松市)・柏村印刷(島根県浜田市)による名刺や会社案内、顧客企業のフィロソフィーを紹介した冊子といった事例も展示されていました。

 

 

 

 

 

 

 

小ロットのニス加工や箔押しを得意とし、1枚ずつ異なるバリアブル加飾/パーソナライズ加飾もできるデジタル加飾機。ペーパーレス化のトレンドにおいても顧客に価値を提供できることから、drupa会場でも話題となっていました。

 

ぜひ、デジタル加飾も印刷サービスに取り入れることで、ペーパーレス化のトレンドにマケズ、売上・利益を伸ばしましょう!

 

 

ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
ブログへのリンク:Brighter Later Blog