コミュニケーションで『空気』を変えよう!

2020年のシルバーウィーク(9月19日〜22日の4連休)は、にぎわいが戻りました。日経新聞によれば、京都・清水寺周辺の連休中の午後3時台の平均滞在人口は新型コロナウイルス感染拡大前(1月18日〜2月14日)の休日平均より38%多く、感染拡大後で最高となりました。東京都心でも前年の9割まで回復しました。一方で、感染リスクの高まりを懸念する声もあります。

景気回復と感染リスク減少を両立させるために、印刷会社には何ができるのでしょうか?広告会社デルフィス(東京・千代田)が実施した意識調査結果(実施期間:8月17日〜19日)によれば、「おでかけしたいという気持ちが高まる条件」として「風潮」や「機運」といった『空気』の改善が上位に挙げられました。つまり、生活者は「店舗や施設での消毒や換気」「政策」「経済支援策」といった『施策』よりも『空気』を重視していることが分かります。

 
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では、「空気」を変えるために印刷会社はどうすれば良いのでしょうか?例えば、「三密を避けながら、気分転換をしたり、地元で消費をして地元経済の経済回復に貢献したりしよう!」といったメッセージを発信することができます。

デルフィス社の調査結果によれば、62%が旅行・レジャーに行きたい理由を「気分転換をしたいため」と回答しました(行きたい旅行・レジャーで「同一県内・日帰り」と答えた人を対象)。また、「同一県内」に行きたい理由では、「地元で消費をして地元の経済回復に貢献するため」が最も多く挙げられました(42%)。

景気回復と感染リスク減少を両立させる取り組みはこれからが本番です。ぜひ、顧客と一緒に『空気』を変えるコミュニケーションに取り組み、感染リスクを抑えつつ、地元経済の回復を実現しましょう!

 

 
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
ブログへのリンク:Brighter Later Blog