クラウドフォント、ウェブフォントとは

既報のように、モリサワが2月末から TypeSquare の名称でクラウドフォントサービスを開始しています。
TypeSquare [タイプスクウェア]

このフォントサービスは、広くはウェブフォントと呼ばれる技術を具体化したものです。
ウェブデザインでは、フォントの種類、サイズ、色などを指定しますが、閲覧者の端末に搭載されているフォントが異なるため、それぞれの環境で同じ表現を実現するには瑣末なテクニックが必要になります。
この問題を解決するために考えだされたのがウェブフォントという技術です。
ウェブフォントでは、閲覧者の端末にあるフォントのかわりに、サーバー側からフォントを提供することで同一の表現を実現します。フォントを配信するサーバーは、サイト運営者自身のサーバーでも第三者のサーバーでもかまいません。モリサワの「クラウドフォントサービス」は、文字通りクラウド上に置いた第三者(モリサワ)からのフォント配信を利用するものです。
参考記事:
モリサワも参入、ウェブ新潮流「クラウドフォント」とは?【増田(@maskin)真樹】 : TechWave
CSS3のWebフォントを使ってみよう | Think IT
ASCII.jp:IEにも対応!10分でできるWebフォント実装法