広告会社デルフィスは、2020年6月18日に「調査からひも解く、アフターコロナ時代の『クルマ』の新しい価値」と題したオンラインセミナーを開催しました。その中で紹介された調査結果の中に「オンラインの活用を重視したい事柄/リアルでの対応・体験を重視したい事柄」についてのものもありました(調査期間:2020年6月8日〜9日, 回答者数:1,000人)。
この結果によれば、「勉強などの自己啓発」「音楽鑑賞・映画鑑賞」「仕事による打ち合わせや商談・出張」などはオンラインをより重視する傾向が明らかになりました。また、(緊急事態宣言が解除されて)自動車販売店に行くことへの不安が大幅に解消されているのに、自動車のオンライン商談の希望者はほぼ横ばいで推移している調査結果も示されました。
一方、「旅行」「友達や知人との飲み会・コミュニケーション」「会社の人との飲み会」「ファッションや趣味の買い物」「遠く離れた家族とのコミュニケーション」などはリアルでの体験・経験がより重視されています。とはいえ、こうした事柄についても「オンライン重視派」はゼロではありません(もちろん、オンライン重視の事柄においても「リアル重視派」はゼロではありません)。
新型コロナ対策の規制解除を受けて、「新しい生活様式」に適した(営業部門を含む)働き方改革や既存印刷サービスの立て直し/新規印刷サービスの企画・立ち上げを進めているところも多いでしょう。ぜひ、顧客や「顧客の顧客」の「オンラインの活用」と「リアルでの対応・体験」についての期待を把握して適切に組み合わせることで、取り組みの効果・成果をより大きなものにしましょう!
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
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