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謄写器図譜 謄写版[1]
伊藤喜商店の謄写版。図中に「はやいんさつ謄写版」とあるほか、次のようなコピーが添えられている。
《本器の印刷は活字を用ひず方法極めて簡短なるを以て手芸の巧拙を論ぜず而も即座に原紙を認め瞬時に数百枚を印刷し得、且用紙は和洋精粗を問はず印刷に適し蒟蒻版の如き歳月を経るも文字の消滅する事なき素人用早印刷器なり
謄写版は最早試験時代に非ず実用時代にあり、見給へ全国諸官衙、銀行、会社及諸商店に於て使用の許多なる、又海外輸出日を追ひ増加の実況なる事を》
(明治37年の伊藤喜商店カタログ「営業品目録」より)
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