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ガリ版ネットワーク日誌 [2002年6月] 6月某日 春の器材頒布作業を事務局にて行う。作業は、楠本公子、北浦満治、高橋楚将、内山幸三、吉田誠、三浦俊吉さん(到着順)、そして志村の7人で行った。利用者は21人だった。毎回、必ず初参加者があり、当日も20代から70代まで。作業と共にガリ版を愛好する仲間の交流が楽しい。お疲れさま。 6月某日 須永高広さん(会員)の個展(6/8〜6/22)が東京・京橋ギャラリー椿で開催され、楽しみにしていたが、ついにでかけることができなかった。記録にとどめておく。 6月某日 東京・神田三崎町の謄写器材の大手卸店でホース印(戦前は馬印)ブランドで知られた林商店(のちにハヤシをへてテクノ・ハヤシ)の前会長の林實さん逝去。「ガリ版展'98」をご支援いただき、2000年2月の「孔版画に生きた板祐生展」(銀座・伊東屋)にはご夫妻で来場され、親しくお話をしたことを思い出す。 6月某日 梅雨まっただ中である。きょうも一日中しとしと雨。熊本県のIさん(78歳)から電話があった。学生時代に東京で謄写技術を取得し、20年ほど謄写プリント業ののちオフセット印刷業を営む。近年、謄写印刷をやってみたくなり器材をさがすが、無地原紙と絵画ヤスリがどうしても入手できず、手掛かりを求めて、蒲生町役場からホリイをへてガリ版ネットワークに行き着き、入会。こういう方から、ネットワーク継続の必要性を再確認し、パワーをもらうのである。 (事務局・志村章子)
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