2019年8月8日・9日の2日間、コニカミノルタは「デジタル紙器・ラベル印刷ソリューションセミナー 〜デジタルが広げる紙器・ラベル印刷の可能性〜」を開催しました(会場:コニカミノルタCustomer Engagement Center(CEC, 東京・八王子市))。
会場では、2本のセミナーとあわせて、デジタル印刷機材を活用して紙器やラベルを生産するデモも行われました。例えば、デジタル紙器のデモは、以下のような仕様の「ワインの商品箱」を生産するというものでした:
● 色はコーポレートカラーを使用
● 少ロット品用と限定品用の2種類の箱を製作
● 注文数:少ロット品 500個、限定品 100個
● 納期:できるだけ早く
デモでは、以下のような機材・工程で実際にワインの商品箱が生産されるプロセスを体験しました。デモの間には、各機材の仕様に加えて、機材の導入や運用に関するポイントなどについてもいろいろお伺いすることができました:
● エスコグラフィックス「Automation Engine」で面付け
● KODAK「SPOTLESS Software」で特色ライブラリーを作成し、KM-1にアップロード
● B2枚葉UVインクジェット機「AccurioJet KM-1」で印刷
● B1対応デジタルニス加工・箔押し機「JETvarnish 3D Evolution」でデジタル加飾
● カッティングマシン エスコグラフィックス「Kongsberg」でサンプル作成
● B2対応ロータリーダイカッター「Rollem International Insignia7」で本生産
後編では、デジタルラベル生産のデモや2本のセミナーについてご報告します。お楽しみに!
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
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