2023年6月6日・7日の2日間、フォトグラファーズ&フォトビジネスフェアPhotoNext2023
開催されました(会場:パシフィコ横浜)。会場には様々な最新の写真撮影機材や衣装、フォトサービスが提案されていましたが、その中に最近注目が高まる「サステナビリティ」を意識したものも数多くありました。
例えば、アルバム印刷会社博進堂(新潟県新潟市)は「環境にやさしいアルバム」を提案。その一例として、ペットボトル由来のリサイクルポリエステル糸「ECOBLUE」を使用した表紙生地のアルバムが展示されていました。また、2022年秋より発行している、環境にやさしいアルバムづくりへのご協力を写真館様・学校様などに呼びかけるチラシもあわせて紹介されていました。
写真製品の製造卸会社ラボネットワーク(東京都北区)は、環境負荷の低い包材を導入したことをアピールしていました。例えば、出荷量の多いプリント・アルバム系商材の梱包トレイに炭酸カルシウム由来・非プラスチック系素材「CaCoC(カコク)」を、フィルム印刷にはバイオマスインクを導入しています。
国内外の挙式サービスや衣裳・写真事業を展開するワタベウェディング(京都府京都市)は、社内にたくさん眠っている役目を果たした衣装をリメイクしたアイテムを紹介していました。これは、「ただ廃棄するのではなく、カタチを変えて再び幸せのひとときに寄り添いたい」という思いでつくられたものになります。
今回のPhotoNextでは、ウェディングアルバムや学校アルバムといった「大切に残しておきたいもの」においても『サステナビリティ』が訴求されていました。ぜひ、様々な分野でサステナビリティを高めることで、厳しい市場環境にマケズ、売上・利益を伸ばしましょう!
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
ブログへのリンク:Brighter Later Blog