現在、印刷博物館 P&Pギャラリー(東京・文京区)で「進化するデジタル印刷 — オンデマンド出版からバリアブル印刷まで — 」展が開催されています(2018年3月24日〜6月10日)。
会場には「商業印刷物」「出版物(書籍・写真集)」「パッケージ(紙器・軟包装)」「新聞」「アパレル」など、最新デジタル印刷機材による様々なデジタル印刷物が展示されています。また、1938年(昭和13年!)に始まるデジタル印刷の歴史も紹介されています(その年、チェスター・カールソン氏が電子写真技術を発明しました)。
会場入り口には、デジタル印刷機(キヤノン imagePRESS C750)や自動無線綴じ製本機(ホリゾン BQ-270V)、三方断裁機(ホリゾン HT-30C)が設置されています。6月9日(土)には、印刷博物館が所蔵する「北斎漫画」をこれらの機材で印刷・製本するデモが行われます。デモは13時〜13時30分、16時〜16時30分の2回で、デモに参加した全員にデジタル印刷版「北斎漫画」が配布されます。
実は、「粉体トナー機」「液体トナー機(枚葉・輪転)」「インクジェット機(枚葉・輪転)」といった様々なデジタル印刷機による事例を1カ所でまとめて見られる機会は、ありそうでなかなかありません。会場では、印刷方式による違いや特徴に注目するのも面白いかもしれません。
また、印刷会社の営業担当者がお客様(印刷物発注者様)と一緒に行かれることもオススメします。展示されたデジタル印刷物を見ながら、印刷物を活用するアイデアを一緒に考える良い機会だからです。
会期が残り少なくなっていますが、入場無料ですし(笑)、ぜひ会場に足を運んでください。そして、デジタル印刷を顧客企業・あなたの会社の成長に活用するヒントをたくさん見つけてください!
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
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