drupa2024でも紹介された最新インクジェット機@サイン&ディスプレイショウ 2024

2024年9月11日〜13日の3日間、サイン&ディスプレイショウ 2024 が東京ビッグサイトで開催されました。この展示会では、サイン・ディスプレイの製作、施工に必要な資材、素材及び加工機器、工作車両等の関連商品全般が紹介されました。

 

この展示会では、drupa2024会場で紹介された最新インクジェット機も提案されました。例えば、武藤工業ブースに展示された水性UVインクジェット機 HydrAton 1642。これは、富士フイルムのAQUAFUZE(アクアフューズ)技術を活用したUV硬化性水性インクを使ったワイドフォーマット機で、drupa2024会場でも大きな注目を集めました。

 

水性インクよりも乾燥に必要な消費電力量が少なく、またUVインクよりも臭気を低減できるというサステナビリティの高い機種で、壁紙を印刷する用途などが想定されています。ブースには実機や印刷サンプルなどが展示されていましたが、本体の仕様、発売時期、価格などはまだ決まっていないとのことでした。

 

 

 

 

セルカム社(大阪市中央区)ブースでは、垂直な壁面に直接印刷できるインクジェット機 wallPen E2のデモが行われていました。これは、wallPen社(ドイツ)が開発したインクジェット機で、drupa2024会場にも展示されていました。

 

最大350cmの高さの壁紙やコンクリート、ガラス、レンガなど様々な素材の壁面に印刷でき、色数は5色(CMYK + ホワイト)、最大解像度 900dpi(水平方向)x 1,200dri(垂直方向)。専用のレールを使うことで、幅の広い画像を印刷することもできます。

 

壁面に直接印刷する作業はとてもインパクトがあり、会場でも多くの来場者が足を止めてデモを見ていました。この機材、イベント会場などでも活躍できそうです。

 

 

 

 

 

drupa2024会場で展示された最新の印刷機材が、これからどんどん日本国内でも紹介されるようになります。ぜひ、そうした機材も導入活用することで、厳しい市場環境にマケズ、売上・利益を伸ばしましょう!

 

 

ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
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