IGAS2018のコニカミノルタブースに展示されたヤンマーのトラクターのパンフレットを見て、小林旭が歌う「赤いトラクター」が使われたヤンマーのテレビコマーシャルを思い出したのは、私だけではないでしょう。このパンフレット、コニカミノルタのB2枚葉UVインクジェット機AccurioJet KM-1で印刷されています。
コニカミノルタによれば、ヤンマーは「赤」にこだわっていてパンフレットも特色で印刷されています。また、パンフレットはトラクターの仕様ごと(例えば、ハウス仕様、ナロートレッド仕様、など)につくられるため、それぞれの印刷部数はそれほど多くなく小ロット対応が求められます。KM-1は4色機ですが色域が広いことから、「特色での小ロット印刷」に適しており、トラクターのパンフレットはこうした仕事の事例として紹介されていました。
4色機で特色を印刷する際のツールとして、コダック SPOTLESS Softwareもあわせて紹介されていました。SPOTLESS Softwareは特色インキを使用せずにプロセスカラーで特色を再現できるもので、KM-1のコントローラーはSPOTLESS Softwareで作成した特色レシピを直接読み込むことができるようになっています。
デジタル印刷機は着々と進化していて、特色の仕事にも対応できるようになっています。ぜひ、デジタル印刷をうまく活用して仕事の幅を広げましょう!
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
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