皆さんは『チャットボット』という言葉を聞いたことがありますか?「チャット(対話)」と「ロボット(プログラム、ソフトウェア)」を組み合わせた言葉で、自動対話プログラムのことです。チャットボットの使われ方としては、例えば、Webサイトからの問い合わせへの自動対応が挙げられます。Webサイトの右下に問い合わせ用のチャット画面が出ているのを見たことがある人もいるかと思います。
印刷物とチャットボットを組み合わせることもできます。hachidori(ハチドリ, 東京・品川区)は、第12回 Web&デジタルマーケティングEXPO(春)(2018年5月、東京ビッグサイト)などで、ダイレクトメール(DM)とチャットボットを組み合わせて健康診断を案内・予約するサービスを紹介していました。DMにパーソナライズされたQRコードを付けることで、アクセスしてきた予約者が誰か分かります。そのため、各人に合った健診メニューで予約できます。チャットボットなら24時間いつでも予約できますし、健康診断についての問い合わせにも答えることができます。
また、スマートスピーカーとチャットボットを組み合わせる事例も出てきています。神戸デジタル・ラボ(神戸市・中央区)は、Smart Sensing 2018(2018年6月、東京ビッグサイト)でスマートスピーカーアプリ「SHACHIKUN(しゃちくん)」を紹介していました。これは、Google社のスマートスピーカー Google Home にチャットボットを組み合わせたもので、会場では自社(神戸デジタル・ラボ)についての問い合わせを音声で受け付け、音声で回答するデモを行いました。
チャットボットは、様々なデバイス(端末)やシステムと連携できます。また、バックアップとして「人」を配置しておくことで、より柔軟で高度なサービスを提供できます。チャットボットを活用することで、ぜひあなたの印刷サービスをさらに進化させましょう!
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
ブログへのリンク:Brighter Later Blog