2020年4月に「virtual.drupa」開催!

 12月3日、世界最大の国際印刷機材展drupa2021の中止が発表されました。新型コロナウイルス感染症の世界的大流行がその理由です。また、次回drupaが2024年5月28日〜6月7日に開催されることも発表されました。
 
 あわせて、来年(2021年)4月20日〜23日の4日間、「virtual(バーチャル).drupa」というデジタルイベントが開催されることも発表されました。さて、その「virtual.drupa」はどういったイベントになるのでしょう?

 drupaのWebページでは、今年10月から「drupa preview」というオンラインイベントが開催されています。「drupa preview」では出展企業の製品紹介動画を見ることができたり、出展者とオンライン会議ができたり、印刷業界の専門家によるオンラインセミナーを受講できたりします。オンラインセミナーは、これまでに10月27日・11月17日・12月8日の3回開催されていますが、過去のセミナー動画を視聴することもできます(要登録)。
 
 「virtual.drupa」はこの「drupa preview」とベースにしたものになりそうです。出展料は4,900ユーロ(約64万円)で、コロナ禍を理由にdrupa2021への出展をキャンセルした企業も出展できます。他印刷会社向けにサービスを提供している印刷会社も出展可能です(前回のdrupa2016では印刷通販会社もブースを構えていました)。出展方法などの詳細は来年(2021年)1月に発表されます。主催者は(来場者が支払う)参加費も有料にすることを検討しているようですが、この料金についても1月に発表される予定です。
 
 来年開催の「virtual.drupa」、日本語対応やセミナー開催時間(drupa previewではドイツの営業時間/日本時間では夜に開催されました)、出展企業・出展内容など気になることはいろいろありますが、日本にいながらにして参加できるというメリットもあります。詳細の発表を楽しみに待ちましょう!
 

 
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
ブログへのリンク:Brighter Later Blog