工場見学でも『良い体験』を提供しよう!

最近のマーケティングでは、『良い体験』を提供することが重視されています。2018年10月に開催されたSHOWA会のキリンビール横浜工場見学会では、印刷会社が工場見学でも『良い体験』を提供するヒントがいろいろ見つかりました。

 

 

例えば、VR(仮想現実)を使うことで、パッケージング製造工程を自分が缶ビールになった視点から体験できるようになっていました。VRに取り組んでいる印刷会社はVRで工場や機材を紹介することで、理解をより深めていただくことに加えてVRを活用したサービスもアピールできます。

 

 

また、工場見学の受付・待合エリアに設置されているノミモノ・ラボでは、一番搾りのカートンや6缶パックについての工夫が紹介されていました。また、その場で写真を撮影・プリントしてつくれる「Myカートン」をお土産として貰えます。

高品質なデジタル印刷サービスをアピールしたい印刷会社なら、工場見学の際にオフセット印刷とデジタル印刷の色を合わせるスキルの高さを示しつつ、(デジタル印刷の特徴を活かして)参加者の顔写真を印刷したお土産をその場で作成・プレゼントするのも効果的でしょう。

工場見学は、顧客やお取引先、地元の方々、従業員のご家族といったステークホルダー(利害関係者)との関係をつくる、そして深める大切な機会です。ぜひ、工場見学で『良い体験』を提供して、ステークホルダーとのつながりをより進化/深化させましょう!

 
 
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
ブログへのリンク:Brighter Later Blog