効率化・省人化が進むデジタル印刷用後加工機 . . .(1)

人手不足を背景に、卓上サイズのデジタル印刷用後加工機についても自動化による効率化・省人化が進んでいます。ショーワ新春フェア2019(2月14日・15日開催)でも、例えば、両面粘着テープ自動貼付機「フリーテーパー1000N2」に自動給紙機能を組み合わせたシステムが紹介されました。
 
最近、封筒を印刷できるトナー機が増えていますが、のり付きの封筒は印刷できません。そのため、トナー機で封筒を印刷する場合には、印刷後に両面テープを貼ったりのりを付けたりする必要があります。
 
フリーテーパーは、こうした作業を効率化・省人化するための後加工機です。もともとは手差しで使用されていましたが、さらに生産性を高めるため、自動給紙機能の付いたシステムが開発されました。
  

  
また、新春フェアの会場には、自動シート給紙ユニット付きカッティングプロッター「Jaguar(ジャガー)VLX」も紹介されていました。こちらも、自動給紙機能を付けることで作業中に人がずっと張り付く必要がなくなります。カットする前にカメラで4点のトンボを検出するため、自動給紙でも精度を出すことができます。
 
このように、卓上サイズのデジタル印刷用後加工機でも自動給紙機能を付けることで、さらなる効率化・省人化が進められています。こうした機材を活用して、デジタル印刷サービスの競争力をさらに高めましょう!

 
 
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
ブログへのリンク:Brighter Later Blog