リベンジ消費を取り込もう!

 9月9日、政府が東京や大阪など19都道府県の新型コロナウイルス対策措置法に基づく緊急事態宣言を9月30日まで延長することを決めるなど、コロナ禍が収束する時期はまだ不透明です。しかし、新型コロナワクチンの接種率が1回以上接種者 61.4%、2回接種完了者 49.4%(9月9日時点)と高まる中、「リベンジ消費」が話題に上がるようになりました(リベンジ消費:コロナ禍で我慢してきた反動で起こる消費のこと)。

 では、どんな「リベンジ消費」が想定されるのでしょうか。例えば、「旅行」。CCCマーケティング社による「リベンジ消費に関するアンケート調査」結果によれば、新型コロナウイルスのワクチン接種後に最もやりたいことは、国内旅行が1位(22.7%)、海外旅行が3位(9.7%)となっています。

 また、みんなで集まって会食する(13.0%)、家族・親戚と会う(9.7%)、友人と会う(6.8%)など、「集まる・会う」ことも上位に来ています。(調査期間:2021年7月21日〜7月27日、対象:18〜69歳の男女1,502名、インターネット調査)

 
Roland
 

 しかし、ワクチン接種で人々のリベンジ消費気分が盛り上がっているかというと、そうでもなさそうです。ワクチン接種を1回以上接種した人の約4割が「ホッとしている」と回答した一方で、まだ心配である(30.3%)、油断はできない(63.5%)と慎重な意見も多くなっています。

 
Roland
 

 こうした状況において、印刷会社はどんな印刷サービスを企画・提供すれば良いのでしょうか。例えば、会いたくても会えない家族や親戚、友人に対して、その「会いたい気持ちを伝える」印刷サービス。コロナ禍が終息して会えるようになった際には、「会ったことを特別なものにする」印刷サービスなども考えられます。実際に手に取れる印刷物は、こうした「人の気持ちに寄り添う」ことを得意としています。

 ぜひ、リベンジ消費を取り込むことで、コロナ禍を乗り越えて売上・利益を伸ばしましょう!

 
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
ブログへのリンク:Brighter Later Blog