コミティア会場では、「出張マンガ編集部」という企画も行われていました。これは、出版社が会場でマンガ・イラストなどの持ち込みを受け付けるというもので、参加者はプロの編集者にアドバイスを直接受けることができます。コミティア主催者によれば、年間5,000件以上の持ち込みがあります。
参加者はコミティア当日、整理券配布コーナーで希望する雑誌の整理券を受け取ってブースに並びます。時間内であれば、複数の雑誌に持ち込むこともできます。時間がない人向けには、同人誌や原稿のコピーなどを入れることができる「投稿ボックス」「同人誌ボックス」も設置されています。出展する雑誌(媒体)は、事前にコミティアのWebサイトで確認できます。
今回は、集英社、小学館、講談社など大手出版社を含む121誌(媒体)が参加し、59のブースで対応していました。出展サークル向けに9時30分頃から持ち込みの受付が開始されますが、筆者が会場に入った11時45分頃でもまだ多くの人が待っているブースもありました。
ところで、マッチングサービスをコンテンツのひとつとして提供するビジネスイベントも増えています。例えば、体験型マーケティングのイベントBACKSTAGEでは、イベント参加者の中からキーワードで検索して会いたい人を見つけミーティングを申し込むことができるアプリが提供されています。
マッチングサービスは、参加する目的・理由が増えることから、積極的にイベントに参加者する人の増加に貢献します。また、参加者同士が交流できる場をつくることで、イベントを通じたファンづくり・コミュニティづくりにも役立てられます。
印刷会社がセミナーやオープンハウスなどイベントを開催する機会も増えています。こうしたイベントで、マッチングサービスをコンテンツのひとつとして提供するのもオススメです。
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
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