2月7日まで、11都府県に対して新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が出されています(1月24日時点)。緊急事態宣言の期間中は「外出・移動の自粛」「イベントなどの開催の自粛」「施設の使用の自粛」「テレワークの推進」などの取り組みが求められています。
緊急事態宣言を受けて、印刷メディアビジネスの総合イベントpage2021のリアル展示会も中止になりました。ふと思い返すと、昨年のpageの頃には新型コロナウイルスの話題を耳にするようになっていました。しかし、当時はどこか他人事として聞いていました。まさか1年後まで続いていて、しかもこんなに大きな影響を及ぼしているとは想像もしていませんでした。
ワクチンが開発され、その接種が議論されるようになりましたが、コロナ禍が終息する時期はまだ見通せません。こうした状況の中、印刷会社が売上・利益を伸ばすためには、仲間と積極的に連携することが不可欠です。
例えば、異なる業種・地域の顧客に対して、お互いの商材や印刷サービスを提案しあう「営業での連携」。あるいは、お互いの強みを活かして既存印刷サービスを強化したり、新規印刷サービスを開発したりする「印刷サービス開発での連携」。一緒に研修を実施する「人材育成での連携」というケースも考えられます。
確かに、同じ印刷業界の仲間だとライバルという側面もあります。しかし、一口に印刷会社といっても、提供するサービス内容や提供先は様々です。何より、印刷市場規模は長期にわたって縮小していて、コロナ禍でさらに大きく減少しています。こうした状況においては、ライバルとして牽制しあうより、仲間として協力しあうことが大切です。
規模の小さな印刷会社でも仲間と連携することで、提供できる印刷サービスの幅が大きく広がります。また、自社の印刷サービスを自前の営業網ではカバーできない顧客にも提供できるようになります。自社が得意なこと、自社の強みに注力し、さらに磨くこともできます。
ぜひどんどん仲間と連携することで、コロナにマケズ、売上・利益を大きく伸ばしましょう!
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
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