『脱プラ』の流れに乗ろう!

 環境意識の高まりを背景に、『脱プラ』の流れがどんどん大きくなっています。この記事はスターバックスで書いているのですが、スタバでも2021年9月から店頭で提供しているストローをすべて紙製に切り替えました。2022年6月からは、店内利用時には冷たい飲み物を蓋なしで提供するようになっています。ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」も、2022年7月から持ち帰り用の容器を紙製に変えました。

 サステナブルグッズEXPO(2022年7月6日〜8日、東京ビッグサイト)でも、『脱プラ』を後押しするたくさんの紙製品が提案されていました。例えば、加工会社のエステック(埼玉県和光市)は紙カトラリー(紙製のスプーン・フォーク・ナイフ)や世界初となる紙歯ブラシを紹介しました。

 これらの紙製品は、特殊紙に独自の加工を加えることでプラスチック相当の硬さを実現して、つくられています。エステック社によれば、これらはホテルや飛行機内などで用意されている(使い捨ての)アメニティグッズの置き換えを狙っています。

 

 

 紙器・パッケージ会社のTAISEI(大阪府東大阪市)は、紙製コンパクトによるプラスチック製化粧品用コンパクトの置き換えなどを提案しました。その際、リサイクル性の高さに加えて、(紙ならではの)素材や形状・印刷・加工などを工夫することで表現性が高まることもアピールしていました。

 

 

 会場では他にも、「FSC認証紙を使ったパルプパルプ100%の紙製クリアファイル」(若越印刷、福井県敦賀市)といった紙製品も紹介されていました。ぜひ『脱プラ』の流れに乗って、厳しい市場環境にマケズ、売上・利益を伸ばしましょう!
 
 
 
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
ブログへのリンク:Brighter Later Blog