2020年2月19日・20日の2日間、RMGT2020新春ショーが開催されました(会場:リョービMHIグラフィックテクノロジー社東京ショールーム)。「Assist Your Potential」がテーマで、印刷から製本までの工程を自動搬送ロボットがつなぐデモが今回の目玉のひとつでした。
デモでは2台の自動搬送ロボットが使われました。1台目は印刷機から断裁機に印刷物を自動搬送するロボット。A全判LED-UV4色オフセット機の排紙部に侵入し、刷り本が載ったパレットを断裁機まで搬送しました。
自動搬送ロボット@RMGT新春ショー(1)
2台目は、断裁された印刷物を製本機まで自動搬送するロボットです。1台目より小さく、断裁後の用紙や各工程で必要な資材を運ぶのに適したサイズです。今回のデモでは床に反射テープを貼って無人走行の経路を作成し、それに沿って搬送しました。
自動搬送ロボット@RMGT2020新春ショー(2)
「スマートファクトリー」のトレンドの中、page2020でもキヤノンやデュプロなどのブースでロボットアームを使ったソリューションが紹介されました。来年(2021年)4月に延期された国際印刷機材展drupaでも、RMGTをはじめ、様々なブースでロボットを活用したソリューションが提案されるでしょう。印刷工場が進化できる余地はまだまだ大きそうです。
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
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