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ガリ版ネットワーク日誌 [2002年4月]


4月某日
熊本のTさんは、中学校で使用ずみのアルミ缶を収集、換金することで、ネパールに学校づくりをめざし、生徒や父母への印刷物はガリ版でつくりたいと思っている。「学校づくり運動とガリ版印刷物は“心”の部分で共通している」と考えるからだ。謄写印刷器一式を手に入れたTさんたちの運動の進展と共に、どんな印刷物ができたかな、と気にしている。

4月某日
謄写印刷による偽造のハンコ(印影)を使われたことで、訴訟に持ち込まざるをえなくなった方がいる。実はネットワークを立ち上げた8年前から土地取引の書類づくりに使うとかで「数枚の原紙がほしい」と連絡をしてきた人は10名を越える。ネットワークは、このような使用目的の場合はご遠慮願うことにした。

4月某日
「ガリ版ネットワーク」18号、アンドー、トーシャの安藤信義さんから届く。安藤さんは、もともと体が丈夫でないが、このところ、体調が万全でないのが心配。今回も病を押しての仕事だったという。

(事務局・志村章子)
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